中小企業家同友会加茂支部例会
今夜は岐阜県中小企業家同友会の加茂支部例会にて昭和技研株式会社の田中利枝社長の報告を聞いてきた。
昭和技研は各家庭のし尿や浄化槽汚泥をバキュームカーで処理施設へ運搬する業務を行っている。
国の保護されている業務の為、競争相手はいないし、利益率も高い。
ただ今の世の中の流れからして、規制緩和が行われるのは間違いない。
田中社長のすごいところは、余裕のある今のうちから営業力をつけ、他社との差別化を計ろうとしているところ。
当たりまえのようだがこれがなかなかできない。
そのいい例がこの地区の水道業界。
世の中が不景気でも公共事業と下水切替工事で儲かっていた。
しかし好景気に傾きかけた今、公共事業が激減し、下水切替工事の整備も終わった水道業界はひどい状態。
何事もおごり昂ぶらず、客観的に現状を見つづけることを学んだ。