僕は中日ドラゴンズに言いたい!
昨日に引き続き野球の話。
僕は父が亡くなり会社を継いだとき、
多くの人が「もうだめだね」と言って離れていった。
取引先は無くなり、材料屋も市役所も我が社に対する対応が冷たくなった。
仕事はほとんど無かった。
おかげさまでそれから約4年が過ぎ、
「今に見とけよ!」と働いたおかげで、現在猛烈に忙しい。
父の頃お世話になった取引先も徐々に戻ってきた。
材料屋は「うちも使って下さい」と新規で話が来るようになった。
人生山あり谷ありである。
父が亡くなった頃の僕は完全に谷であった。
人生は谷になると人が離れていき、山になると人が戻ってくる。
しかし僕が一番大切にしたいのは谷のときにお世話になった人である。
これは経験上、分かっているようで結構難しい。
中日ドラゴンズの落合監督は現役時代3度の三冠王と輝かしい実績を持っている。
しかし落合監督にとって谷は現役最後の2年間の日本ハム時代であろう。
成績が上がらず、年俸は高いもののほとんど出番が無かった。
現在中日には森バッテリーチーフコーチ、高代野手総合チーフコーチ、
日本ハムを解雇された上田外野手ら首脳陣、選手、スタッフを合わせ、日本ハム在籍経験者を12人も抱える。
そして今度は高齢で出番の無くなった奈良原内野手を取った。
たぶん谷のときにお世話になった人たちだと思う。
それがすべてではないにしても、現在の中日の強さの一つの理由であろう。
日本ハムの小笠原がFAを取った。
落合監督が現役時代に日本ハム入りしたのと、小笠原がドラフト3位で入団したのが同時で、2年間チームメートだった縁がある。
小笠原は落合監督を師と仰いでいるとうわさがある。
必ず中日に来てくれると信じている。