強みが弱みに変わるとき
我が愛すべき中日がクライマックスシリーズ勝ち上がりました。
阪神は前半あれだけ強かったのに、後半は考えられないほど落ち込みました。
「会社の強みが気がつくと弱みに変わることがある」と昔、経営セミナーで玉川窯業(株)の社長に言われたことがあります。
阪神は一時15ゲーム差をはなしてぶっちぎりの1位でした、しかしこの強みが絶対に勝たなくてはならないという弱みに変わった気がします。
逆に巨人は1位になればもうけもの、2位でもクライマックスシリーズを勝ち抜けばいいと余裕を持って戦えたと思います。
歴史上、北条家は難攻不落の小田原城を持ち、しかも北条氏綱、北条氏康、北条氏政、北条氏直と4代にわたり優秀な跡継ぎを残しました。
しかしこの長所が逆に弱みになり外交に力を入れず、気づいたときはすごく古い体制のままで戦に破れました。
これは個人の生活でも当てはまると思います。気をつけたいですね。
巨人は奇跡的な優勝したことでこれが逆に弱みになると思います。
昨年は優勝しながら2位の中日に敗れました。
今年はなんとしても勝たなくてはというプレッシャーが強いでしょう。
中日は去年の経験もありますし、一度死んだ身ですから開き直れます。
どちらにしても楽しみな戦いになりますね。