【㈲可児設備 社長の週末日記vol65】コロナ後の企業倒産

コロナ後の企業倒産

コロナ後に客足が戻るどころか、企業倒産の増加が止まりません。

原材料の高騰もありますが、何よりコロナ融資の返済がはじまったことが大きいです。

弊社のような中小企業はコロナ融資で、3年間無利子無担保、最高6000万まで借りることができました。

弊社はもともと無借金経営でしたが、顧問税理士の薦めで6000万満額借りました。

コロナは体験したことがない災害なので、目一杯借りておけというのが理由です。

先月から半分の3000万の返済がはじまるので、銀行には3000万そのまま返しますと連絡しました。

すると金利を1.4%から0.7%、無担保でしかも保証協会も外しますので借り換えませんか?と提案されました。

税理士に相談すると、とてもいい条件です可児設備さんは銀行から信頼されてますねと言われ、借りることにしました。

新規事業もはじまるので、資金に余裕があるのはとても助かります。

若いころ、顧問税理士にうちは無借金経営なんですよと言うと、お前がいばるな、お前の両親が立派な経営をしてこられたおかげだ!とおしかりを受けました。

まったくその通り!

企業の内部留保を吐き出して社員に配れと言われる方もみえますが、この内部留保のおかげでリーマンショックも、東北の震災も、そしてこのコロナも乗り越えられた会社がたくさんいます。

そして銀行の信用が企業にとってどれだけ大切かと勉強になりました。

厳しい言い方ですが、コロナ過でDX(デジタルトランスフォーメーション)できなかった企業はまずつぶれます。

ちゃんと努力した企業だけが生き残れます。

それでは来週も皆さまが笑顔で健康に過ごせますように。

可児修司

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