【㈲可児設備 社長の週末日記vol102】猛烈な円安
猛烈な円安
急速に円安が進み、34年ぶりに160円を突破しました。
急速な円安は問題ですが、円安は日本経済にとってはとても有利です。
現在、インバウンドは絶好調。
大手輸出企業は軒並み決算で過去最高益を更新。
コロナ過で貿易収支は過去最悪の赤字でしたが、2024年は円安の影響で黒字に復調しました。
世界最大の台湾の半導体会社TSMCは、長崎に巨大な会社をオープン。
またchatGPTを作ったオープンAI社は、東京にアジア初の拠点をオープンさせました。
他にも世界の大手会社が、安い日本に工場を移転してきています。
また日本企業も次々に大型工場を作りはじめています。
この夏にはいよいよ実質賃金も上がるといわれてます。
そして円安で最も請けているのは日本政府です。
日銀は為替介入で40兆円ほど儲けました。
これは国民一人当たり30万円ほどになります。
もし国民一人当たり30万円も配れば、誰も円安に文句を言わないでしょう。
しかも法人税収も爆上がりです。
しかし残念ながら増税こそ正義の財務省は、これだけ儲けをひた隠しにしています。
トランプ前大統領はこの円安ドル高は、アメリカ経済にとって大惨事だとコメントしました。
トランプ氏が再選すれば、FRBに圧力をかけ円高にふれる可能性は高いです。
日本政府はこれだけの利益をぜひ、大型経済対策にあててもらいたいものです。
それでは来週も皆さまが笑顔で健康に過ごせますように。
可児修司
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