【㈲可児設備 社長の週末日記vol141】オペラ椿姫
オペラ椿姫
先月、名古屋でオペラ「椿姫」よりパリを離れてを歌ってきました。
椿姫といえばカルメンと並び、たいへん有名なオペラです。
パリ社交界で高級娼婦ヴィオレッタと青年アルフレードが恋に落ちる話です。
そしてソプラノ歌手にとってヴィオレッタはもっとも歌いたい役の一つだと思います。
ただヴィオレッタは数多くあるオペラの中でも、難関中の難関です。
第1幕超高音域のコロラトゥーラ、第2幕は義父ジェルモンとの中音域での長い掛け合い、そして第3幕は病気のなか低音域のドラマティックな表現が必要になります。
ヴィオレッタを完璧に歌ったのは、伝説のオペラ歌手マリア・カラスだけだと言われています。
私は神さまに選ばれないと3流にもなれない音楽は2つだけあると思います。
それはJAZZミュージシャンとオペラ歌手です。
JAZZはまったく会ったこともがない人が、いきなりアドリブで合わせて音楽を作り上げるなんて、まさに神さまにセンスを授けてもらわないととても無理です。
そしてオペラ歌手は神さまから歌う体を授けてもらわないと、とても成り立たない世界です。
私は喉はある程度神さまから授けてもらったと思いますが、体はダメでした。
20分ほど歌うとヘロヘロになります。
3時間以上もの間、マイクもなしに歌い続け、そして演技もできるオペラ歌手の体は、まさに超人だと思ます。
今回歌ったパリを離れては、病気のヴィオレッタにアルフレードが、パリを離れてまた一緒に暮らそうと歌う曲です。
5分ほどの曲ですが、これを歌うためにどれほど練習したことか。
オペラを歌うことは私にとって修業の場です。
6月はオーケストラをバックで、ソロで歌いますので楽しみです。
良かったら聞いてください。
それでは来週も、皆さまが笑顔で健康に過ごせますように。
可児修司
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