【㈲可児設備 社長の週末日記vol164】参議院選挙
参議院選挙
またもや与党の歴史的惨敗で選挙が終わりました。
もともと自民とは右寄りから左寄りまで、幅広い層を囲い込んで支持を拡大してきました。
しかし右の柱ともいえる安部さんを亡くしました。
そして石破総理は安部派を追い出してしまったので、右の岩盤支持層を失い、またしても選挙で敗れました。
その岩盤支持層の受け皿になったのが参政党です。
今回の参政党の躍進は目覚ましいものがありました。
しかし参政党が強かったというより、自民党があまりにも弱すぎた気もします。
もし高市さんが総理なら、ここまで参政党が票を伸ばすことはなかったでしょう。
また参政党の国防案はあまりにもお粗末です。
アメリカ軍に頼るのではなく、ドローン部隊を作り、中国を入れたアジア版NATOと作るという案はあまりにもひどすぎる。
そして今回私が最も評価した党は日本維新の会です。
日本は税金が高いように言われていますが、決して高いわけではありません。
高いのは社会保険料です。
ポピュリズムに走らず、社会保険料を公約の柱にしたことはとても立派でした。
そもそも、もっとも大きなボリュームゾーンである高齢者から、年金を減らすのか!と票が取れない恐れがありました。
それを逃げることなく公約の柱にして、しかも議席2も増やしたのはすばらしいです。
しかし維新の会の最大の問題点は、政界の疫病神と言われる前原氏がいることです。
希望の党や国民民主党と、前原氏がいた党はことごとく票を減らしていきました。
維新も前原氏が来てから勢いがなくなりました。
国民民主は政策もいいし、ポジションもいいのにどうして票が伸びないかずっと不思議でしたが、前原氏がいなくなってからの勢いがすごいです。
また103万の壁や、ガソリン税率など、前原氏が自民党の予算案に合意しなかったらきっと通っていたでしょう。
とはいえ、自民党は参議院でも少数野党となってしまいました。
石破総理は就任たった10か月ほどで、伝統のある自民党をここまで破壊するのはすごいですね。
総理になったとたんにこれだけ意見が変われば、信頼されないのもうなずけます。
それにしても自民党は石破を下ろしではなく、代わりに私がやってやる!くらい根性のある人が出てこないと寂しいですね。
それでは来週も、皆さまが笑顔で健康に過ごせますように。
可児修司
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