【㈲可児設備 社長の週末日記vol169】豊橋中央高校野球部~幼なじみバッテリーの甲子園~
豊橋中央高校野球部~幼なじみバッテリーの甲子園~
今回も高校野球のお話で失礼します。
岐阜県は県岐商の快進撃で大いに盛り上がりましたが、お隣・愛知県の予選もまた心を揺さぶるドラマがありました。
愛知県は全国最多の173チーム(182校)が参加する、まさに全国屈指の激戦区。
常勝と呼ばれる「私学4強」(中京大中京・東邦・愛工大名電・享栄)が立ちはだかります。
その牙城を崩そうと挑んだのが、豊橋中央高校でした。
エース高橋大喜地(だいきち)君は、ピンチになるとアントニオ猪木の顔マネで気合を入れるユニークな存在です。
彼は強豪からの誘いを断り、「地元の仲間と甲子園へ」と豊橋中央を選びました。
その女房役は、小学4年からバッテリーを組んできた幼なじみのキャッチャー松井蓮太朗君。
この2人を中心に、豊橋中央の快進撃が始まります。
準決勝では愛工大名電を3-2で破り、決勝は強豪・東邦との死闘。
延長タイブレーク、松井君のダイビングキャッチの大ファインプレー!
最後は6-5で東邦を下し、見事に甲子園初出場をつかみました。
これぞ高校野球の醍醐味です!
さらに感動は続きます。
豊橋中央には吹奏楽部がなく、甲子園での「鳴り物応援」ができません。
そこで手を差し伸べたのが、なんと決勝で戦った東邦高校のマーチングバンド部。
彼らは豊橋中央のチャンステーマや応援曲31曲を練習し、全力でサポートしてくれたのです。
エース高橋君のテーマはもちろんアントニオ猪木の「炎のファイター」。
東邦の名物応援「戦闘開始」も、この日は豊橋中央バージョンで鳴り響きました。
結果は初戦・日大三高に惜しくも3-2で敗れましたが、両校の大歓声の中で堂々と戦い抜きました。
試合後、萩本監督は選手たちに語ります。
「やる前からできないと言う人ばかりだ。でもお前たちは“やればできる”をこの夏証明した。一生懸命は人の心を動かす」 泣き崩れる選手たち。
その姿に、努力が確かに未来につながると確信しました。
そして最後に、エース高橋君から幼なじみのキャッチャー松井君へ送られた手紙。
「甲子園で名門のキャッチャーを見てきたけど、お前がNO.1キャッチャーだよ」
私は、この2人こそ今大会NO.1バッテリーだと思います。
いつかプロの舞台で、再びこの幼なじみバッテリーが見られることを願っています。
それでは来週も、皆さまが笑顔で健康に過ごせますように。
可児修司
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