【㈱可児設備 社長の週末日記vol113】誕生日

誕生日

昨日、誕生日を向かえ50歳になりました。

半世紀生きたかと思うと、感慨深いものがあります。

この年になって一番思うことは、若いころから必死に仕事をしてきてよかったなと思います。

若いころの苦労は買ってでもしろと言いますが、本当にその通りだと思います。

もし今、会社がつぶれたら?

もし今、日本がとんでもないことになったら?

私はどんな状況になろうと、ちゃんと生きていく自信があります。

もし27歳のとき父が亡くならなかったら、今の自分はないでしょう。

昔、あるライターにこんなことを言われたことがあります。

私のような2世経営者がまじめに働いてるのは、親をはやく亡くしたか、親が多額の借金を残した人だけだそうです。

なるほどな、人間は追い込まれないと必死に働かないでしょうね。

父が亡くなったとき、会社の売上は半減してつぶれかけの時でした。

仕事はない、社員とはうまくいかない、母は父の闘病でうつ病になり、何もいいことがありませんでした。

でもその中で必死に働いてきてよかったと思います。

二度とあの苦労は乗り越えられないでしょう。

親は子どものために、子どもの一番大切な時期に死んでくれると言われたことがあります。

あのとき父が亡くなったのは、私を本気にさせるためだったのでしょう。

小さいころから水道屋を継げと言われ、父とはちっともうまくいっていませんでしたが、本当に感謝です。

父は60歳で亡くなったので、私もあと何回桜がみえるかな?などと考えてしまいます。

これは親をはやく亡くした人あるあるだそうです。

あらためて、もうちょっとは頑張ってみようと思います。

それでは来週も皆さまが笑顔で健康に過ごせますように。

可児修司

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