【㈲可児設備 社長の週末日記vol189】ベネズエラ
ベネズエラ
アメリカがいきなりベネズエラへ特殊部隊を派遣し、マドゥロ大統領を拘束しました。
どうしてアメリカはこんなことをしたのでしょうか?
そしてベネズエラとはどんな国なんでしょうか?
ベネズエラはサウジアラビアを凌ぐ、世界最大の石油埋蔵量を誇る国です。
古くはアメリカ資本により次々と油田を開発していきます。
しかしアメリカに利権を押さえられたチャベス前大統領は、アメリカを追い出し油田を国営化していきます。
これに怒ったアメリカは、ベネズエラに対して経済制裁を行います。
しかし豊富な石油埋蔵量を誇るベネズエラは、国の収入の約95%を石油に依存していました。
問題が起きたのは2014年のオイルショックです。
石油価格が低下すると、石油に依存し工業も農業も置き去りにしてきたベネズエラの経済は、一気に悪化していきます。
また油田を国有化したせいで、技術がなく施設はどんどん老朽化していきます。
また政権を維持するために、裏の資金源として麻薬ビジネスに手を出したとも言われています。
そしてベネズエラは年率268万%のハイパーインフレを起こし、国民の1/4が外国に逃げ出しているそうです。
そこに中国に資本が入ってきて、多くの石油が中国に流れます。
南米への中国やロシアの進出を嫌ったトランプ大統領が、ベネズエラの国民を守るためとマドゥロ大統領を拘束させます。
これは南北アメリカの利権を守るという、第5代アメリカ大統領ジェームス・モンローが唱えたモンロー主義と、ドナルドを掛け合わせたドンロー主義と比喩されています。
これを許せばロシアのウクライナ進攻や、中国の台湾進攻を認めることになると言われています。
しかし民間人に被害が出ていない分、ロシアのウクライナ進攻や、かつてアメリカがが行ったアフガニスタンでのビンラディン殺害、イラク戦争でフセイン大統領を拘束よりはまだましかなと思います。
それにしても平和ボケの日本人と言われるかもしれませんが、武力ではなく平和的に解決してほしいものですね。
それでは来週も、皆さまが笑顔で健康に過ごせますように。
可児修司
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